お風呂のドアを交換するときの注意点
お風呂ドアを交換する方法はいくつかありますが、壁や天井を壊さずにリフォームができる方法として、カバー工法があります。
カバー工法というのは、既存の枠の上から新しい枠をつけて、そこにドアを取り付けるという方法で、床や壁を工事することなく取り替えをすることができますから、工期も短く、1日あれば完了するというメリットがあります。
基礎となる元の枠や壁を再利用していくため、解体費用もかかりませんし、工事も少なくなるのでリフォームにかかる時間が短いというメリットがありますが、すべてのドア交換をカバー工法で行うことはできません。
元々の枠や壁が傷んでしまった場合は、修繕が必要となってしまいますから、カバー工法ではなく外枠ごと新しいものと交換する必要があります。
壁や天井を壊す大がかりなリフォームとなってしまうため、工期も時間がかかりますし、費用も高額になってしまいます。
そのため、使用年数が10年以上経っていて、浴槽なども劣化しているという場合には、浴室全体をリフォームする方が経済的というケースもあります。